ここでは、ひとつの例として記載しています。

右図 2 の円を切断して不要な部分を削除します。

1.　要素の切断

　右図 1 【 線切断 】 ボタンをクリックします。

　まず、切断する要素（ 右図 2 ） をクリックします。

　次に、Ctrl キーを押しながら、右図 3，右図 4 の、2つの要素の交点（ スナップは、” ✕ “ で表示されます。 ）をクリックします。（ 順不同です。 ）

1.1　切断方法

切断時、Ctrl キーの操作によって切断方法が変わります。

1.1.1　Ctrl キーを押さない場合（ 切断ポイント指示 ）

　2箇所切断ポイントをクリックします。

　切断ポイントの間の要素が、切断され削除されます。

　（ 円の場合は、弧の長さが短い方が削除されます。 ただし、弧の長さがほぼ同じ場合 等 両方の弧が残る場合もあります。）

1.1.2　Ctrl キーを押す場合（ 線分割 ）

　指定した切断ポイントで要素が分割されます。（ 切断 ）

　要素を分割することで、切断後に両方の要素が残ります。

　（ 円の場合は、2点切断ポイントを指示する必要があります。 ）

2.　要素の削除

　右図のように前述で切断した、片方の弧を削除します。

2.1　要素の削除方法

要素の削除方法は2通りあります。

2.1.1　Delete キーによる削除

　【 要素選択 】ボタンをクリックし、削除する要素をクリックして、Delete キーを押すことで削除ができます。

　【 要素選択 】ボタン については、 2D-CAD(AR_CAD)で作図 "要素選択"コマンド について を参照してください。

2.1.2　【 消去 】 ボタンを使用

　右図 1 【 消去 】ボタンをクリックします。

　クリックすると、下図 2 のように画面上部に “ 消去 ” に関わるメニューが表示されます。

　消去する要素を選択後、下図 3 【 選択データを消去 】ボタンをクリックすると消去されます。