ここでは、ひとつの例として記載しています。

　要素のトリム（ 伸縮 ）の方法を3つ説明します。

1.　「 コーナー 」 によるトリム

　右図 1 【 コーナー 】ボタンをクリックします。

　右図 2，右図 3 の要素（ここでは、両方が直線）の、残す方をクリックします。（ 順不同です。 ）

　2つの直線をクリックすると、右図のようになります。

　「 コーナー 」は、選択した2つの要素（ 直線や円弧 ）を、その2つの交点まで伸縮します。

2.　" 端点自由伸縮（ 任意の位置 ） " によるトリム

　“ 伸縮 “ に関わるメニューを表示し、“ 端点自由伸縮 ” をクリックします。

　“ 伸縮 “ に関わるメニューについては、 2D-CAD(AR_CAD)で作図 "伸縮"コマンド について を参照してください。

　右図 1 の要素（ここでは、直線）の端点をクリックします。

　次に、右図 2 の要素上の任意の点（ここでは、直線の中点〔スナップは、” △ “ で表示されます。 〕）でクリックします。

　右図は、直線を、直線の中点で “ 端点自由伸縮 ” をした図です。

3.　" 指定基準線まで伸縮 " によるトリム

　“ 伸縮 “ に関わるメニューを表示し、“ 指定基準線まで伸縮 ” をクリックします。

　“ 伸縮 “ に関わるメニューおよび “ 指定基準線まで伸縮 ” については、 2D-CAD(AR_CAD)で作図 "伸縮"コマンド について を参照してください。

　右図 1 の要素（ここでは、直線）をクリックします。（ 指定基準線となります。 ）

　つぎに、右図 2 の要素（ここでは、直線）の、残す方をクリックします。

　右図は、” 指定基準線まで伸縮 ” をした図です。

　” 指定基準線まで伸縮 ” は、複数の要素をひとつの基準線で伸縮を行うときに、便利なコマンドです。