3D-CAD(FreeCAD)でモデリング
Fill("Surface") について
この操作・語句については、Try-01 ペットボトル-フィレット [ 3D-Try-01.pdf (p.64) 2.〔6〕(オ)E) 4つのエッジからのサーフェイスの作成 ] に記載しています。
複数のエッジからサーフェイスを作成します。
まず、右図 1 の ” Surface ” をクリックして、 ” Surface ” に切り替えます。” Surface ” に切り替えると、下図のように ” Surface ” のメニューが表示されます。
上図 2 のボタンをクリックします。
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上図 2 のボタンをクリックすると、右図のように 「 コンボビュー 」 の 「 タスク 」 タブに、” Surface ” のメニューが表示されます。
ここでは、右図 3 “ Fill type ” で “ Stretch ” を選択して、右図 4 【 Add Edge 】 ボタンをクリックします。
( “ Fill type ” については、後で説明します。 )
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【 Add Edge 】 ボタンをクリックした後、
右図 5 ,右図 6 の順にエッジをクリックして選択します。 |
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エッジを選択すると、下図 7 に選択したエッジの要素名が表示されます。
そして、下図 8 のように作成されるサーフェイスが表示されます。
下図 9 の 【 Remove Edge 】 は、下図 7 のリストから、エッジを消去したいときにクリックして、
下図 8 で、対象となるエッジをクリックすることで、下図 7 のリストから消去します。
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続けて、右図 10 ,右図 11 の順に
エッジをクリックして選択します。 |
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全てのエッジを選択すると、下図 12 に選択したエッジの要素名が表示されます。
そして、下図 13 のように作成されるサーフェイスが表示されます。
サーフェイスが作成されていることを確認して、下図 14 の 【 OK 】 ボタンをクリックします。
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右図は、作成したサーフェイスです。
このように、最初に選択したエッジから、そのエッジに接するエッジを時計回り
( 反時計回り )で、順に選択してサーフェイスを作成します。
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〔参考 1〕 複数のエッジを参照したサーフェイスの作成
ここでは、複数のエッジを参照したサーフェイスの作成において、
“ Fill type ” の違いを記載します。
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1.1 2つのエッジを参照したサーフェイスの作成
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例として、右図の2つのエッジを選択したサーフェイスを作成します。
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右図は、” Fill type ” を “ Stretch ” にして作成したサーフェイスです。
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右図は、” Fill type ” を “ Coons ” にして作成したサーフェイスです。
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右図は、” Fill type ” を “ Curved ” にして作成したサーフェイスです。
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1.2 3つのエッジを参照したサーフェイスの作成
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例として、右図の3つのエッジを選択したサーフェイスを作成します。
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右図は、” Fill type ” を “ Stretch ” にして作成したサーフェイスです。
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右図は、” Fill type ” を “ Coons ” にして作成したサーフェイスです。
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右図は、” Fill type ” を “ Curved ” にして作成したサーフェイスです。
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“ Stretch ” と、“ Coons ” の違いですが、下図は、“ Stretch ” と、“ Coons ”
を表示して、“ Coons ” を選択してハイライト表示しています。
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“ Stretch ” と、“ Curved ” の違いですが、下図は、“ Stretch ” と、
“ Curved ” を表示して、“ Curved ” を選択してハイライト表示しています。
“ 90° ” 回転をしても、ハイライト表示が見えないことから、この場合では、
“ Stretch ” と、“ Curved ” で作成されたサーフェイスには大きな差がないことがわかります。
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このように、同じエッジを選択していますが、” Fill type ” によって、
作成されるサーフェイスに違いがあります。
また、形状のチェックを行うと、エラーになる場合もあります。
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1.3 4つのエッジを参照したサーフェイスの作成
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例として、右図の4つのエッジを選択したサーフェイスを作成します。
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右図は、” Fill type ” を “ Stretch ” にして作成したサーフェイスです。
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右図は、” Fill type ” を “ Coons ” にして作成したサーフェイスです。
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右図は、” Fill type ” を “ Curved ” にして作成したサーフェイスです。
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“ Stretch ” と、“ Coons ” の違いですが、
下図は、“ Stretch ” と、“ Coons ” を表示して、“ Coons ” を選択してハイライト表示しています。
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“ Stretch ” と、“ Curved ” の違いですが、
下図は、“ Stretch ” と、“ Curved ” を表示して、“ Curved ” を選択してハイライト表示しています。
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このように、同じエッジを選択していますが、” Fill type ” によって、
作成されるサーフェイスに違いがあります。
また、形状のチェックを行うと、エラーになる場合もあります。
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1.4 作成するときの注意事項
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例として、右図の2つのエッジを選択したサーフェイスを ” Fill type ”
“ Stretch ” で、作成します。
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右図は作成したサーフェイスです。
このサーフェイスはねじれた形状をしていて、
形状のチェックを行うと、エラーになります。
このように、エッジが交差しているとエラーに
なるサーフェイスが作成されます。
交差するエッジを使用したサーフェイスを作成
するときには、” Part ” のスイープで作成します。 |
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