Lesson 05 では、ワードアートや画像などを挿入して、表現力のある文書を作成します。
目次
ワードアートを挿入する
ワードアート
ワードアートとは、下図 ①「特売セール」のように「 Lesson 04 文字の効果 」で、できる輪郭の色などの他に、文字列を変形させることができます。
ワードアートの挿入
ここでは、「特売セール」のワードアートを挿入します。
ワードアートを挿入したい箇所にカーソルを移動して、下図 ①【挿入】タブをクリックします。
Word全体での【挿入】タブの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
下図 ②【ワードアートの挿入】ボタンをクリックします。
Word全体での【ワードアートの挿入】ボタンの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
【ワードアートの挿入】ボタンをクリックすると下図が表示されますので、使用したいワードアートのスタイルを選択し、クリックします。
ここでは、下図 ③「 塗りつぶし(グラデーション):紫、アクセント カラー 4;輪郭:紫、アクセント カラー 4 」を選択します。
使用したいワードアートのスタイルを選択しクリックすると下図のように表示されます。
下図 ④【図形の書式】タブが表示,選択されます。
Word全体での【図形の書式】タブの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
また、下図 ⑤のボックスが挿入されます。
上図 ⑤のボックスに入力したい文字を入力します。
ここでは、「特売セール」を入力します。
下図は、ボックス内に「特売セール」を入力し、ボックスの外にカーソルを移動した結果です。
ワードアートの効果の変更
ここでは、前述の「 ワードアートの挿入 」で挿入したワードアートの効果を変更します。
変更したいワードアート(ここでは、「特売セール」)をクリックすると、下図 ①【図形の書式】タブが表示,選択されます。(選択されていなければ、下図 ①【図形の書式】タブをクリックしてください。)
Word全体での【図形の書式】タブの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
ワードアートを囲む線が点線になっている場合は、点線の上にマウスカーソルを合わせると、マウスカーソルの表示が十字に変わりますので、変わったところでクリックして、ワードアートを囲む線を実線にしてください。
ワードアートを囲む線を実線にしてから、下図 ②【文字の効果】ボタンをクリックします。
Word全体での【文字の効果】ボタンの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
【文字の効果】ボタンをクリックすると、下図 ③のように効果のメニューが表示されます。それぞれのメニューをクリックすると、それぞれの細かなメニューが表示されます。
ここでは、【光彩】の「 光彩:11pt;赤、アクセント カラー 2 」,【変形】の「 アーチ 」を設定します。
下図 ④【光彩】の「 光彩:11pt;赤、アクセント カラー 2 」を選択し、クリックします。
下図 ⑤【変形】の「 アーチ 」を選択し、クリックします。
下図は、【光彩】の「 光彩:11pt;赤、アクセント カラー 2 」,【変形】の「 アーチ 」をそれぞれ選択しクリックした結果です。
ワードアートの移動とサイズ変更
ここでは、前述の「 ワードアートの効果の変更 」で効果を変更したワードアートの移動やサイズ変更をします。
まず、移動やサイズ変更を行なうワードアートを選択します。
ワードアートをクリックすると、下図のようにワードアートが点線で囲まれます。この点線の上にマウスカーソルを合わせて、マウスカーソルの表示が十字に変わったところでクリックします。
下図は、マウスカーソルの表示が十字に変わったところでクリックした結果です。
ワードアートの移動
ドラッグによる移動
ワードアートを選択している状態(ワードアートが実線で囲まれている状態)で、実線の上にマウスカーソルを合わせるとマウスカーソルの表示が十字に変わりますので、ドラッグをして任意の位置へ移動します。
下図は、ドラッグをして任意の位置に移動した結果です。
ドラッグ以外にも方向キー( [ ↑ ] , [ → ] , [ ↓ ] , [ ← ] )でも移動できます。
コマンドによる移動
ワードアートを選択している状態(ワードアートが実線で囲まれている状態)にします。
下図 ①【図形の書式】タブをクリックします。
Word全体での【図形の書式】タブの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
下図 ②【配置】ボタンをクリックします。
Word全体での【配置】ボタンの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
下図 ③の配置のメニューが表示されますので、移動したい項目を選択しクリックしてください。
ここでは、下図 ④【右揃え】をクリックします。
下図は、【右揃え】をクリックした結果です。
サイズ変更
ワードアートを選択している状態(ワードアートが実線で囲まれている状態)で、実線の角にマウスカーソルを合わせるとマウスカーソルの表示が斜めに変わりますので、ドラッグをして任意のサイズへ変更します。
下図は、ワードアートを任意の大きさに縮小した結果です。
ワードアートのフォントの変更
ここでは、下図の「特売セール」のワードアートのフォントを変更します。
まず、下図のように、ワードアートを選択している状態(ワードアートが実線で囲まれている状態)にします。
下図 ①【ホーム】タブをクリックします。
Word全体での【ホーム】タブの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
下図 ②で、フォントの種類を、下図 ③で、フォントのサイズを変更します。
ここでは、フォントの種類を「 AR P丸ゴシック体M 」,フォントのサイズを「 72 」にします。
Word全体でのフォント設定の場所(デフォルトの設定)はここをクリック
下図は、フォントの種類を「 AR P丸ゴシック体M 」,フォントのサイズを「 72 」に変更した結果です。
画像を挿入する
画像
画像とは、下図に使われているイラストや写真などのことです。
ここでは、下図 ①のように「青果」の画像を挿入し、編集をします。
画像の挿入の前に、使用したい画像を用意してください。
画像の挿入
ここでは、下図 ①の「を取得した契約農家様より」の先頭に画像を挿入します。
「を取得した契約農家様より」の先頭にカーソルを移動して、下図 ②【挿入】タブをクリックします。
Word全体での【挿入】タブの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
下図 ③【画像】ボタンをクリックします。
Word全体での【画像】ボタンの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
【画像】ボタンをクリックすると、下図 ④のメニューが表示されます。
下図 ⑤【このデバイス】をクリックします。
下図 ⑥【図の挿入】ダイアログが表示されます。
画像の保存先フォルダを選択し、挿入する画像ファイルを選択して、下図 ⑦【挿入】ボタンをクリックすると、画像が挿入されます。下図 ⑦【キャンセル】ボタンをクリックすると、キャンセルされます。
ここでは「 図 青果.png 」ファイルを挿入します。
下図は、画像ファイルを選択して、【挿入】ボタンをクリックした結果です。
画像ファイルが挿入されると同時に、下図 ⑧【図の形式】タブが表示され選択されます。
Word全体での【図の形式】タブの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
文字列の折り返し
前述の「 画像の挿入 」で、挿入した画像に文字列の折り返しを設定します。
画像をクリックすると、下図 ①【図形の形式】タブ,下図 ②【レイアウトオプション】が表示されます。
Word全体での【図形の形式】タブの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
文字列の折り返しの設定方法は、
① 上図 ②【レイアウトオプション】
② 上図 ①【図形の形式】タブにある下図 ③【文字列の折り返し】ボタン
③ 右クリックしてからの設定
の3通りあります。
Word全体での【文字列の折り返し】ボタンの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
【レイアウトオプション】からの設定
【レイアウトオプション】をクリックすると下図が表示されます。下図 ④~下図 ⑩までの設定方法がありますので、設定したい項目を選択しクリックします。
【図形の形式】タブの【文字列の折り返し】ボタンからの設定
【文字列の折り返し】ボタンをクリックすると、下図 ⑪が表示されますので、設定したい項目を選択しクリックします。
Word全体での【文字列の折り返し】ボタンの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
右クリックからの設定
画像の上にマウスカーソルを合わせて右クリックすると、下図 ⑫が表示されますので、【文字列の折り返し】をクリックすると、下図 ⑬が表示されます。下図 ⑬から、設定したい項目を選択しクリックします。
3通りの方法がありますが、選択した項目の結果は同じです。
下図は、文字列の折り返しを「 背面 」に設定した結果です。
下図は、文字列の折り返しを「 四角形 」に設定した結果です。
画像の移動とサイズ変更
ここでは、前述の「 文字列の折り返し 」で、「 四角形 」に設定した画像の移動とサイズ変更をします。
移動
ドラッグによる移動
画像を選択して、画像の上にマウスカーソルを合わせるとマウスカーソルの表示が十字に変わりますので、ドラッグをして任意の位置へ移動します。
下図は、ドラッグをして任意の位置に移動した結果です。
ドラッグ以外にも方向キー( [ ↑ ] , [ → ] , [ ↓ ] , [ ← ] )でも移動できます。
コマンドによる移動
画像を選択している状態で、下図 ①【図形の形式】タブをクリックします。
Word全体での【図形の形式】タブの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
下図 ②【配置】ボタンをクリックすると、下図 ③の配置のメニューが表示されますので、移動したい項目を選択しクリックしてください。
ここでは、下図 ④【右揃え】をクリックします。
Word全体での【配置】ボタンの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
下図は、【右揃え】をクリックした結果です。
サイズ変更
画像を選択している状態で、実線の角にマウスカーソルを合わせるとマウスカーソルの表示が斜めに変わりますので、ドラッグをして任意のサイズへ変更します。
下図は、画像を任意の大きさに縮小した結果です
図のスタイルの適用
ここでは、前述の「 画像の移動とサイズ変更 」で、下図のように画像を移動,サイズ変更した、下図 ①の画像に図のスタイルを適用します。
スタイルを適用したい画像をクリックすると、下図 ②【図の形式】タブが表示されますので、【図の形式】タブをクリックします。
Word全体での【図の形式】タブの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
下図 ③「 図のスタイル 」の右下のボタンをクリックします。
Word全体での「 図のスタイル 」の右下のボタンの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
「 図のスタイル 」の右下のボタンをクリックすると、下図が表示されますので、適用したいスタイルを選択して、クリックします。
ここでは、下図 ④「 標準的な枠、黒 」を選択します。
下図は、画像のスタイルを「 標準的な枠、黒 」に設定した結果です。
図形を作成する
図形
下図にあるように「 正方形/長方形 」,「 二等辺三角形 」,「 楕円 」,「 ブロック矢印 」など、様々な図形を作成することができます。
図形の作成
下図 ①【挿入】タブをクリックします。
Word全体での【挿入】タブの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
下図 ②【図形】ボタンをクリックすると図形を選択する画面が表示されますので、使用したい図形を選択し、クリックしてください。
Word全体での【図形】ボタンの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
ここでは、下図 ③「 四角形:角を丸くする 」を選択します。
使用したい図形を選択し、クリックするとマウスカーソルの表示が十字に変わりますので、挿入したい箇所にドラッグをして図形を作成します。
下図は、図形「 四角形:角を丸くする 」を作成した結果です。
図形のスタイルの適用
ここでは、前述の「 図形の作成 」で作成した図形にスタイルを適用します。
スタイルを適用したい図形をクリックすると、下図 ①【図形の書式】タブが表示されますので、【図形の書式】タブをクリックします。
Word全体での【図形の書式】タブの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
下図 ②「 図形のスタイル 」の右下のボタンをクリックします。
Word全体での「 図形のスタイル 」の右下のボタンの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
「 図のスタイル 」の右下のボタンをクリックすると、下図が表示されますので、適用したいスタイルを選択して、クリックします。ここでは、下図 ③「 枠線-淡色1、塗りつぶし-オリーブ、アクセント3 」を選択します。
下図は、「 図のスタイル 」の「 枠線-淡色1、塗りつぶし-オリーブ、アクセント3 」を選択した結果です。
ページ罫線
ページ罫線
下図は、ページ罫線を設定した文書の印刷イメージです。(印刷イメージの表示方法はここをクリック)
ページの周りにある緑色の線がページ罫線です。
ページ罫線の設定
下図 ①【ホーム】タブをクリックします。
Word全体での【ホーム】タブの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
下図 ②【罫線】ボタンの右の矢印をクリックします。
Word全体での【罫線】ボタンの右の矢印の場所(デフォルトの設定)はここをクリック
【罫線】ボタンの右の矢印をクリックすると、下図が表示されますので、下図 ③【線種とページ罫線と網掛けの設定】をクリックします。
【線種とページ罫線と網掛けの設定】をクリックすると、下図が表示されますので、下図 ④【ページ罫線】タブをクリックしてください。
上図 ⑤は、ページ罫線の種類を選択します。
上図 ⑥は、ページ罫線の線の種類を選択します。
上図 ⑦は、ページ罫線の色を選択します。
上図 ⑧は、ページ罫線の線の太さを選択します。
上図 ⑨は、ページ罫線に使用する絵柄を選択します。(後の説明のためにⅠとします。)
上図 ⑩は、ページ罫線をプレビュー表示します。(後の説明のためにⅡとします。)
上図 ⑪は、ページ罫線の設定対象を選択します。(後の説明のためにⅢとします。)
上図 ⑫は、【OK】,【キャンセル】ボタンで、上記⑤~⑪を選択後、【OK】ボタンをクリックすると、ページ罫線が設定され、【キャンセル】ボタンをクリックするとキャンセルされます。
Ⅰ.絵柄
下図 ⑬の矢印ボタンをクリックすると、下図 ⑭が表示されますので、使用したい絵柄を選択して、クリックしてください。(絵柄は、線種が実線のときのみに設定できます。また、色の選択ができない絵柄もあります。)
Ⅱ.プレビュー
下図 ⑮のボタンもしくは、下図 ⑯を直接クリックすることで、ページ罫線を設定したい箇所を指定できます。
Ⅲ.設定対象
下図 ⑰の矢印ボタンをクリックすると、下図 ⑱が表示されますので、ページ罫線を設定する対象を選択します。
ここでは、下図のようにページ罫線を設定します。
下図は、ページ罫線を設定した結果の印刷イメージです。(印刷イメージの表示方法はここをクリック)
テーマを適用する
テーマ
テーマは、文書全体のフォントやフォントの色,ページ罫線などを選択したテーマに合わせた内容に一括で変更できます。(対応していないフォントが設定される場合もありますので注意が必要です。)
下図は、テーマ適用前と、テーマ適用後の印刷イメージです。(印刷イメージの表示方法はここをクリック)
テーマの適用
下図 ①【デザイン】タブをクリックます。
Word全体での【デザイン】タブの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
下図 ②【テーマ】ボタンをクリックします。
Word全体での【テーマ】ボタンの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
【テーマ】ボタンをクリックすると下図の適用できるテーマが表示されますので、適用したいテーマを選択して、クリックしてください。ここでは、下図 ③「 木版活字 」を選択します。
下図は、テーマ適用前と、テーマ「 木版活字 」を適用した結果の印刷イメージです。(印刷イメージの表示方法はここをクリック)
テーマのカスタマイズ
前述の「 テーマの適用 」で、テーマを適用した後に、フォントの色や、フォント、フォントのサイズ変更など、様々な変更ができます。
ここでは、文書全体を変更する方法を説明します。
下図 ①【デザイン】タブをクリックしてください。
Word全体での【デザイン】タブの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
下図 ②【テーマの色】ボタンは、設定したテーマの配色(フォント,ページ罫線などの配色)を変更します。
Word全体での【テーマの色】ボタンの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
【テーマの色】ボタンをクリックすると下図のメニューが表示されますので、変更したい配色を選択して、クリックしてください。
ここでは、下図 ③「 黄緑 」を選択します。
下図 ④【テーマのフォント】ボタンは、設定したテーマのフォントを変更します。
Word全体での【テーマのフォント】ボタンの場所(デフォルトの設定)はここをクリック
【テーマのフォント】ボタンをクリックすると下図のメニューが表示されますので、変更したいフォントを選択してクリックしてください。
ここでは、下図 ⑤「 TrebuchetMs 」を選択します。
下図は、配色とフォントを変更する前と、変更した後の印刷イメージです。(印刷イメージの表示方法はここをクリック)