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エクセルシートの保護の方法
皆さんこんにちは！エクセルの資料作りは捗っていますか？時にエクセルの資料を他の人に勝手に編集されたくないという部分がありますよね？そんな時に便利なのがシートの保護機能です。この機能を使えば自分の決めたパスワードを他人に言わない限りはそのシートの部分は自分以外に編集することが出来なくなります。
今回はそんなシートの保護機能についてお教えしていこうと思います。
保護の方法
※今回のエクセルブックは先日使用した”支店別売上表”を再度使っています。
シートの保護の仕方は２つあるのですがその前に、シート上に保護しなくても良いセルの項目がある場合のロックを防ぐ方法を先にお教えします。これを先にしておかないとシートすべてのセルにロックがかかってしまい、部分的な編集可能領域を得ることが出来なくなってしまうからです。
シート上のロックしない範囲を選択して右クリックして、その中の項目の”セルの書式設定”をクリックします。
開いたら右側にある”保護”のタブを開きます。
その中の”ロック”という項目のチェックボックスのチェックを必ず外してください。
外したら下のOKボタンをクリックして下さい。その部分の保護はされなくなります。
それでは、シートを保護する２つの方法を紹介します。
１．校閲タブから
タブの”校閲”を開きます。
右から二番目にある”保護”グループの中の”シートの保護”をクリックします。
すると”シートの保護”という名前のダイアログボックスが出てくるので図のようにチェックを入れて下さい（ほとんどの場合は図のように最初からチェックが入った状態なのでいじる必要はほぼないです。）
確認したらOKボタンを押して完了です。
保護されていない場所を編集しようとすると、このようにエラーメッセージが表示され、保護の解除を求められます。
注釈ポイント
パスワードを必要とされる場合があると最後の方に記載されていますが、このパスワードは自身が先ほどの”シートの保護”ダイアログボックスにてパスワードを設定した時のみ要求されるものですので設定していなければ問題ありません。パスワードは設定してもしなくても良い物なのですが、どうしても編集されてほしくない場合はパスワードを設定することをお勧めします。
注意ポイント
保護に保護を重ねられるパスワードですが、１つ注意しなければならないことがあります。自身が設定したパスワードを忘れてしまうとそのシートは永遠に保護から解除させることが出来なくなってしまうのでそこだけは絶対に注意しておいてください。
ワンポイントアドバイス
先ほど設定したチェックボックスの中に”ロックされたチェックボックスの選択”という欄があったのですが、そこのチェックを外して設定すると、保護されたセルを編集しようとしてもそのセルを選択することが出来ない状態になり、必然的に選択した時に出るエラーメッセージも出なくなりますのでエラーメッセージを出したくないという方がいればそのように設定し直すことをお勧めします。
２．シートタブから設定する
エクセルシートの下の方にあるシートタブから設定します。
シートタブを右クリックして”シートの保護”をクリックします。
後は１で説明した通りです。
解除の方法
校閲タブからの場合・・・”校閲”タブを開いて先ほどシートの保護を設定したボタンが”シート保護の解除”に変わっているのでそのボタンをクリックすると保護の状態が解除されます。
シートタブからの場合・・・シートタブを右クリックしてその中の”シート保護の解除”をクリックすると校閲タブのやり方と同じように保護の状態が解かれます。
まとめ
今回はシートの保護についてお教えしていきましたがとても簡単に設定することが出来ましたね！解除の仕方も保護を設定した通りの道順を辿っていけば出来るので楽々です。やり方も２つあるのでお好きなほうを選ぶ事が出来ます。これを機にエクセルのセキュリティーアップにも力を加えてみてはいかがでしょうか？